2016年6月16日(木)

トゥスクEU常任議長:「EU離脱は英国に何ももたらさず」

AFP

英国のEU離脱を問う国民投票を1週間後に控え、EUのドナルド・トゥスク常任議長はあらためて英国のEU離脱を戒めた。英国は欧州連合の「鍵となる国」であり、欧州連合に背を向けることは英国に「何の意味も」もたらさない。だが最新の世論調査を踏まえれば、楽観的でいるのは「きわめて難しい」。しかしまだ「あらゆる可能性」がある、とトゥスク議長は木曜日ヘルシンキで述べた。

英国は来週木曜日に欧州連合からの離脱を問う国民投票を実施する。残留と離脱の両陣営は精力的に支持拡大に努めており、ほとんどの世論調査で拮抗している。しかし木曜日に発表された2種類の新たな世論調査によれば、EU離脱支持がリードしている。Ipsos Moriの調査では離脱派が53ポイント対47ポイントで優勢、Survationの調査では52ポイント対48ポイントで離脱派がリードと出ている。

英国の中央銀行も木曜日、あらためて離脱に警鐘を鳴らした。国民投票の結果は英国ならびに世界の金融市場にとって「きわめて大きな直接のリスク」となる。英国のEU離脱は「生産とインフレの展望」と為替相場を弱体化させる、とイングランド銀行は警告した。

原題:Tusk: Ein EU-Austritt ergibt fuer Grosbritannien keinen Sinn




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